僕が歩いたホースボール記

ホースボールについて。ホースボールのおかげで気付けた事について。

29 晴れた日に

 

現在、ホースボールの練習活動を休止しています。

再開は、政府や、自治体の方針に合わせてますので、それまで

色々と整えられたらなと思っています。

 

メンバーの練習したい気持ちがかなり強いのですが、

今は電話ミーティングなどで、

「あれどうしますか?」

「これどうしますか?」

「◯◯の事について◯◯したいんですが、

みなさんはどう思われますか?」

みたいな感じで、

今後の事を色々と決めています!

 

ホースボールのワールドカップも来年に延期になり、準備期間が長くなったので、日本のホースボールもオモロイ感じに仕上げたいと考えています。

 

そしてその第一弾に、

色々と亮治さん、史門さん、デザイナーさんが頑張って、

ホースボール協会のホームページが新しくなりました!

 

昨日も大雨でしたが、

僕らももれなく『電話ミーティング』で色々と修正をして、

めっちゃカッコよくなったホームページが更に修正されてるので見てみてください!

 

そして、

 

今からは

昔の話なんですけど、

 

今日みたいなとても晴れた日に

レックスが寝ていました。

 

 

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この日はすごく眩しいくらい

よく晴れていたのを覚えています。

 

レックスはサラブレッドで、

当時の僕は乗馬の事がまだあんまり分かってない時だったので、

今振り返っても、

乗ってどんな馬だったかはそんなに覚えていません。

 

ただ、レックスが障害を飛越した後に、

背中をいつもひねるので、

ひねられて落馬よくしてたなっていう記憶は思い出せます。

 

世話しててだと、

素直な馬だった印象があります。

イヤな時はイヤと言うような。

喜びは喜びで表現する様な。

そして、

レックスは放牧中に本当によく寝る子でした。

 

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レーックス!

って呼ぶと


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「ん?」

 

と、首だけ起きて、

こっちを見た後。

ただ呼ばれただけって分かった瞬間に、

またすぐ寝るっていう日常を今でもハッキリと思い出せます(笑)

 

いつも放牧でレックスが寝てる時に呼ぶの面白かったんですよね。

 

そして、

そんなレックスが養老牧場で亡くなったと人伝てに聞きました。

 

色々と大切にされて、

養老牧場で

かなりのおじいちゃんで亡くなりました。

 

今、自分がホースボールに関わってて、

サラブレッドの引退馬】の事を考える事が前にも増して多くなる日々に、

 

そんなタイミングで

レックスの死を知りました。

 

「養老馬として、

犬みたいになってるよ(笑)」と、

教えてもらってたので、

レックスってサラブレッドとしては

最高の晩年だったんじゃないかなと思います。

 

今までお世話になったどの乗馬施設の先輩も、

引退馬をリトレーニングして、

たくさんの馬の命を救ってこられてました。

 

今も、ホースボールで練習の時に、

場所を貸してくださってる馬事学院さんも、

本当にたくさんの引退馬を救うシステムで運営しておられます。

 

そんな風に

たくさんの先輩達が、

引退馬が活躍する場をつくる姿をいつも見ていました。

 

『馬が教えてくれる』

 

これは馬に携わる時に、

僕も使いますし、色んな先輩も使っている

よく使われる言葉です。

 

レックスが亡くなって

また、大切な事を教えてもらいました。

 

レックスが辿った生きた道は、

馬の幸せの最良のカタチのひとつやったんちゃうかなと思います。

 

レックスみたいに生きた道を、

歩める子がたくさん増えれば、

めっちゃいいよなあとやっぱり改めて思いました。

 

そんな

ホースボールでもより多くの引退馬に生きる道とか、流れをあげられたらなと

思った晴れた日でした。

 

レックスありがとね。

 

そして、早く、みんながどこでも自由に行ける日々が戻ってきて欲しいなって思います。

 

それでは、みなさんも良い一日を!