僕がホースボールを初めて知ったのは、
今の『馬ライフ』という雑誌で、
当時は『乗馬ライフ』という名前でした。
それに載っていた、
たった1枚の
フランス代表が試合前に並んで写った写真を見て、
「めっちゃカッコイイ」と思い過ぎて、
本当に始めてしまった乗馬ライフ。
当時、
すでに26歳になっていた僕は、
友達やズケズケ言う知り合いから
「 アタマおかしくなったんちゃうか 」とか
世間体の良かった仕事を辞めるというので、
家族からは
「 いやいや、絶対今の仕事の方が良いから。
絶対に後悔するで。」とか、
馬を始めてから2ヶ月くらいしたら
彼女からは
「 もう会わへん 」とか、
世間的に未知の、
日本でこれから流行るかわからないスポーツどころか、
そもそも
「 たかし。馬、乗れんの? 」
「 いや。これからやねん。 」
というところから、
スタートを切って、
いざ切ってみると、
馬アレルギーで毎日かゆすぎて眠れません。
という、
「 たかし。マンガみたいな事してるな。 」
「 マンガやったら別にその設定でもエエけどな。 」
と言われながら、
更に馬のプロ全員に、
「 とりあえず、ホースボールは日本でやるん無理やで 」と言われ、
事実、
始めたときは「これから広まりそうなんちゃうん」と、
思える状況からの、
そこから2年経ったときには他地域で始めた人が
誰も居なくなり、
そんな状況とは関係なく、
「 ホースボールしてえ 」と、
想っていた頃。
馬の技術を研いていた当時の職場で、
ウェブサイト担当のコジマさんから
「 ホームページと連動させるから、
西島くんもフェイスブックやって 」と言われて、
始めたフェイスブック。
そこで検索ワードに『 Horseball 』とキーワードを打ってみると、
出てきたのは、
ホースボールをやっているアルル(当時の世界一のチーム)
が活躍しているフェイスブックのページ。
そこを中心にして、
毎日、ホースボールのヨーロッパから配信される記事に、
『 いいね 』ボタンを連発していると、
ある日、
当時の世界一のチーム
『 アルル 』の主要選手、
ミケル・ルガール
ニコラ・ティサード
ベノア・レベク
からフェイスブックで
なんと、
なんとなんと、
向こうから『 友達申請 』が届きました!
ちなみに、
当時のホースボールの世界ランキングで
1位、2位、3位の選手で、
もちろんフランス代表の選手で、
その翌年のワールドカップ優勝メンバーの選手からでした。
(1個前のブログに載せた試合のレジェンドチームに3人とも出ていました )
「 マンガやな。 」
と自らに起こった出来事を思いながら、
当時、実家に戻っていた僕は
親にテンション高く
「 めっちゃすごいこと起きてんけど! 」
と言ったところ、
『 フェイスブック 』というものを
当時知らなかった両親からは
「 そうか 」
と返答され
とりあえず、
ホースボールを『したことのない』
ホースボールに『ただ憧れてる人が』
ホースボールという
『 エクストリームスポーツで
世界の1番から3番までを競いあってる選手から 』
『 友達申請をもらう 』という
『 奇跡 』が起きたフェイスブック。
・・・
『 フェイスブック 』 って、すごいな。
って今だに時々ふりかえっても、
やっぱり思います。
だって、
サッカーしてえという
サッカーしたことのない大人が居たとして、
いいねボタン押してるだけで
メッシ
からフェイスブックで友達申請が来たら、
意味不明ですよね!
でも、
ホースボールだったから
起きた奇跡。
とりあえず、
そういうところです。
みなさんもフェイスブックを
引き続きお楽しみください🙌
つづく・・・