僕が歩いたホースボール記

ホースボールについて。ホースボールのおかげで気付けた事について。

5 ホースボール

 

僕はホースボールに本当に感謝している。

 

人生にホースボールが出てきてくれたおかげで、

本当に幸せな時間が増えたし、映画とかドラマみたいな光景に本当にたくさん出逢えた。

 

まあ色々とあったけど、全て最後には感動に変わったし、

これからもまたそんな素晴らしい瞬間や感情に出会えるチャンスが沢山、未来に待っている気しかしない。

 

そして、

今年で乗馬を始めてから9年目の年を迎えて思うのは、

ホースボールは日本人でも楽しめるし、

やらないだけで、ちゃんと段階を踏めば、

やりたい人は、

普通に楽しめるスポーツだということ。

 

日本ホースボール協会の動画みたいなスピードは、

正直、かなり慣れないと楽しめないけれど、

それより1段階遅いスピードでも本当に楽しいし、

 

まずはその日本でもよく見る乗馬のスピードで練習して、それが出来るだけでもめちゃくちゃ楽しいと笑顔に成れると思う。

 

僕自身がホースボールを試合でプレー出来るための、

基礎練習を教わっているときは、

めちゃくちゃワクワクしていたし、

常にめちゃくちゃ楽しいと感じていた。

 

そして、練習試合をしたとき、

レフェリーをしていた少年から、

「 いつも笑顔で一番楽しそうにプレーしてるね 」と笑いながら言われた光景が思い出せる。

 

おそらく、

これからホースボールを始める人などももれなく、

僕と同じようにすごく楽しくて

笑顔に成らざるおえない瞬間、時間に出会うと思う。

 

もし、笑顔になれない場合は、

馬のコントロールに手をやいている時か、

シリアスな試合の場面のどちらかだろう。

 

それならば、

また日常で練習をして、

笑顔でホースボールをする喜びを自然と表せるまで、

技術を高めたいと自然と思えるはず。

 

ホースボールは、

喜びと、

もっと上手に馬をコントロール出来るようになりたいという向上心、

その2つの感情が自然と沸き上がる、馬と一緒に出来るスポーツ。

 

どんなスポーツにも喜びや、向上心が湧くかもしれないけれど、

馬に乗りながら球技が出来るのは、

本当にめっちゃ楽しい。

 

人に感動するし、馬に感動する。

人馬一体に成ってプレーしている時の喜びは、

好きな人に告白して成功した瞬間の様な、ああいう素晴らしい気持ちと変わらない。

 

ヨーロッパでは既にホースボールがプレーしやすい環境が出来ている。

日本だと今はまだそれが難しいだけで、

出来ないなんてことはない。

 

中央アジアキルギス

ホースボールが楽しまれている動画がフェイスブックで拡散されたとき、

世界中のホースボールプレーヤーや、関係者がとても喜んでいた。

その喜び様は本当にあたたかいものだったし、

日本でホースボールがもっと普及したときには、

同じ様に世界中のホースボールに携わる人たちが本当に喜んでくれると思う。

 

その世界中から喜んでもらえるチャンスを、

今の日本は持っている。

 

僕らは世界中を湧かせるチャンスを今持っている。

それに必要なのはフランスやポルトガルの様な、

トップレベルの技術ではない。

 

今の日本が世界中を湧かせることが出来るのは、

 

粗削りの、

ホースボールを純粋に楽しむ姿。

 

それさえ成し得れば、

世界中の人たちを湧かせられる。

 

まあそれが当たり前の環境を作るのが日本だとなかなか大変なのですが。

 

千里の道も一歩から。

環境づくりがんばります。

 


日曜日のホースボールの練習試合 - YouTube