僕が歩いたホースボール記

ホースボールについて。ホースボールのおかげで気付けた事について。

4 馬アレルギー

 

馬アレルギー。

 

これになっても、

乗馬は出来る。

 

そして、上手くいけば治るというのを、

伝えたくて、ここに書き記します。

 

乗馬クラブで働いていると、

時々、馬アレルギーの方と出会う。

 

対策は、

お手入れを全くしないという方法や、

薬を飲んで抑えるという方法がある。

 

そして、

僕の場合はアレルギーが出なくなるまでにしたことは、

① アレルギー反応が出ないように体にお願いする 

↑これは言うとバカにされる(笑)

けど、これも大事だったと思いたい(笑)

② 体に馬アレルギーが出なくなるまで毎日馬に触れる 

③絶対に掻かない。掻きたいときは水で流すか、水を手につけてからパチパチ軽く叩く。

の3つだった。

 

関西に戻ってから、

ハーモニーファーム淡路さんに

研修生として入り、

 

厩舎の横の寮で寝起きし、

毎日馬に触れる。

 

これを毎日繰り返していると、

3ヶ月後には、全くアレルギーが出なくなった。

 

これは大学生の時に読んだ本で、

遺伝子を研究されている村上和雄先生の

『 生命の暗号 』を読んでいて、

 

人間の体は変わる。

 

というのを知っていたからチャレンジ出来た事だった。

本を読んでいなかったら、

アレルギーとわかった時点で泣く泣く諦めていたかもしれない。

 

そして、更に幸いだったのは、

アレルギーが呼吸器系に出なかった事だ。

 

呼吸器系に出ていれば、

続けれなかったかもしれない。

 

そして、皆さんが

「ん?」と思われるであろう方法の、

『 体にお願いする 』というのは、

夜寝る前と、朝起きてから、

「 馬アレルギー出てくるなよ。 」と、

ものすごく強い気持ちで自分の体にお願いするという方法で、

これは傍目にはかなりバカらしいが、

当時は、四六時中かゆすぎて辛すぎたので

一刻も早く治したいとの願いから、

しっかり、やり続けた。

 

「 これは治ったのに関係ないやろ 」と考える人がいると思うが、

僕は今でも治るために大事な要素の一つだったと心底、信じている。

 

そして、

願うだけでは村上先生の本の内容的には足りないので、

ちゃんとアレルギーの原因である、

『 馬の毛 』には触れ続け、かかずに、気がつけば毛を水で流すを続けた。

 

乗馬クラブでの研修生の毎日は、

めちゃくちゃ楽しくて、

めちゃくちゃかゆかった。

 

天国と地獄が同時に訪れている不思議な感覚の毎日だった。

 

そうこうしてる間に、

2ヶ月目から、ちょっとマシに成り、

3ヶ月が経つ頃には、

本当にある日、ピタッとアレルギーが止んだ。

 

止まってから、

1日、2日は、

 

ホンマかな。

 

ほんまに止まってくれたんかな。

 

と、半信半疑だったけど、

3日目にはどれだけ馬の毛が皮膚に付いていても、

全くかゆくならず、

 

同時に、ものすごい達成感と喜びが湧いてきた。

 

これで、

めっちゃ寝れる。

 

と心底嬉しかった。

 

馬アレルギーは、

今ではよっぽどの体調不良の時のみ出るだけで、

その他の時は一切出ない。

 

長々と書いたけど、

馬アレルギーで、乗馬を諦める人もいるので、

もし、乗馬をがんばりたいという方には、

上手くご自身の体と付き合って、

楽しい乗馬ライフを送ってほしいです!

 

以上、

馬アレルギーを治した方法でした!