僕が歩いたホースボール記

ホースボールについて。ホースボールのおかげで気付けた事について。

26 みんなが行き着くところ

 

 

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写真はイタリア代表のマッティア・フゼ選手です。

 

カッコいいですね!

 

この写真カッコ良すぎやろう。と思ったプラス、

この写真のスキルが

ホースボールをする上で必須なので、

「ブログに使って良い?」

と聞いてマッティアからは「プレーゴ!」と言ってもらってます。

 

ワールドカップ、現地に観に行く方は、

Mattia Fuse選手もチェックしてみてください!

 

そして、

今日のテーマである

ホースボールしてると大体のゴールというか、『目指す技術』っていうのが、

大体みんな同じになります。

 

それを会得してから、

最高に面白い瞬間をたくさん味わえる事になります。

 

必要な技術の中で、

乗る馬が違ったり、

乗る人の体型とか、

まだこの技術を持っていないとか

色々な要素で、『足りてない』という状態が生まれて、

出来ない事があるだけで、

出来る事が多ければ多いほど、

その一つ一つのスキルを組み合わせて、

出来る事が凄くなるというシンプルなものです。

 

いかに色んな状態、状況を過去に経験しているか。

 

その時に、

どうすればベストに最短で近づくのか。

 

それを、刻々と変わる状況、状態の中で、

体が反応して勝手に動くレベルまで、

練習で落とし込むのが、

ホースボールの最高に面白いところやと思います。

 

乗馬ってめちゃくちゃ面白いです。

『馬』の状態をみて、感じて、

『自分』の状態をみて、感じて、

『周囲』の状態をみて、感じて、

馬にしてほしい事を、どんどん自分を変化させて、

馬がしてくれる様に、試行錯誤するという作業をしていきます。

だから、

乗馬ってめちゃくちゃ楽しいし、

ホンマに面白いです。

 

深く『やっぱり面白いなー』と味わうのが

乗馬で、

ホースボールは『やっぱり面白いなー』で、

磨いた技術を、

ハイハイハイハイハイハイハイハイハイハイ!

と、どんどんどんどん出す出す出す!

という感じになります。

 

個人的には。

 

例えば

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この時に使用する技術としては、

馬に行けと指示を脚と、股関節で出しながら、

行くなというのを手綱で指示して、

行くチカラと、行けないチカラで、

相殺しながら、

人はそれ以外の状態をニュートラルにして、

馬がその場で数歩、進もうとして進まない、

地団駄踏むような状態を作り出す技術です。

この状態をやる事が出来て、

ゴーサインを馬に出して、

手綱を緩めれば、ロケットスタートが出来ます。

 

これはディフェンスでも、

オフェンスでも、めちゃくちゃ使うので、

ホースボールをやる上で必須の技術ですが、

この技術って、

人の技術は大きく分けると8つのスキルを身につけて、

馬も調教で8つの調整をしておく必要があります。

 

細かく分けると

35個前後のスキルを磨いておけば、

カラダが勝手にこれを出来る様になります。

 

ポイントは、

その1個1個のスキルを、短期集中で鍛える事です。

 

場所とか、馬とかによって、

その乗馬クラブの方針によっては出来ない練習もありますが、

大きく分けると1つのカテゴリーの4、5個のスキルを磨いて、ある一定を超えた8つのカテゴリーの技術をカラダに用意したら、

あとは馬が出来る状態であれば、

 

合わさって出来るのが、

写真のような状態です。

 

ここまで出来ると、

むちゃくちゃ乗馬楽しいです。

 

写真のマッティアのは本当に綺麗ですが、

ここまで出来なくても、

これの半分の完成度でも、

生まれてきて良かったー

と心底思うくらい面白いです。

 

みなさんにも是非味わってほしい瞬間。

 

あー、もっと練習したいなあ。

 

という希望があるから生きられます。

 

皆さんも、自分が磨きたい技術を胸に、

希望の中でお過ごしください。

 

それではまた!