僕が歩いたホースボール記

ホースボールについて。ホースボールのおかげで気付けた事について。

27 勇気やエネルギーの湧く人、物、事、場所

 

今日、先輩から、

たった一言でしたが

大きな勇気とエネルギーが湧く言葉をもらいました。

 

誰でも知っている言葉ですが、

最高に心が晴れました。

 

僕も僕より若い人や同年代の人、

応援してくださる先輩や、

色んな人に、

今日の僕にかけてもらった勇気やエネルギーが満ちる様な一言をサラっと出す人になりたいと思います。

 

だから、今日はまたホースボールというよりメンタルな部分の事を書き記したいと思いました。

 

今、大変な事が多くて

良かったなと思うのは、

無茶苦茶に弱る時があるので、

そんな時こそ、

『 勇気やエネルギーの湧く人、物、事、場所 』

に会う時間、関わる時間が大切なんやと、

改めて強く感じている事です。

 

やっぱり普段だと、

分かってはいるけど、

あんまり気にしなくても

サラサラと生きていけるので、

何も気にしてない日々が多かったですし、

 

普通にホースボールの事をしてた時や、

良い意味で大きな変化を絶えずする訳ではなかった乗馬クラブでの仕事の中では、

僕は

練習をするお客さんなどを、

励ますような仕事でもあったので(振り返ってみてもホンマに最高の仕事やなと思います)。

 

まあこういう時期は、

改めて大事なんやと思いながら、

 

今僕に

『 勇気やエネルギーを与えてくださる人、物、事、場所 』

には、本当に本当にありがとうございます。と思います。

 

ちなみに、

皆さんがワクワクするような新メンバーが、

仲間に入りそうなので、

苦しいと思いながら、

ワクワクしています(笑)

 

ホースボールの記事書けよ(笑)と、

最近、ツッコまれましたが、

こういう気持ちは、

心底感じてる時に出しておきたいので、

今書いてます。

 

ホースボールの記事は、

またちゃんと書きますので、

 

皆さんの

『 勇気やエネルギーを与えてくださる人、物、事、場所 』を

改めて再確認して、

出来るだけ触れられる様に頑張ってください。

 

コロナのニュースが大きいので、

咳して歩いてる人や、

咳してる人と同じ空間に居ると、

正直ヤバイなとか、若干の恐怖にも包まれますが、

それとは逆に、

 

『 一緒に居れば勇気が湧く人 』

『 流れてきて勇気やエネルギーが湧いてくる曲 』

『 その物を見るだけで思い出が蘇って勇気が湧いてくる物 』

『 昔、みんなでワイワイ騒いだ場所を通って、みんな元気かな。たぶん元気なんやろな 』

みたいに色々と

勇気やエネルギーが湧く事ってありますよね。

 

世の中のこういう時なので、

僕自身もこういう時なので、

やっぱり普段だと欲とか羨ましい気持ちとかに隠れてしまって、

忘れてしまう

『 勇気やエネルギーを与えてくださる人、物、事、場所 』を、

しっかり見れて、

心をあたためた状態で、

若い人たちや、見守ってくださる人たち、

関わってくださる人たちと過ごせたらと思います。

 

みなさんも、明日も心に勇気とエネルギーが満ちてる様に願っています。

 

また明日以降に、

ホースボールの事も書きますね(笑)

 

ではまた!

26 みんなが行き着くところ

 

 

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写真はイタリア代表のマッティア・フゼ選手です。

 

カッコいいですね!

 

この写真カッコ良すぎやろう。と思ったプラス、

この写真のスキルが

ホースボールをする上で必須なので、

「ブログに使って良い?」

と聞いてマッティアからは「プレーゴ!」と言ってもらってます。

 

ワールドカップ、現地に観に行く方は、

Mattia Fuse選手もチェックしてみてください!

 

そして、

今日のテーマである

ホースボールしてると大体のゴールというか、『目指す技術』っていうのが、

大体みんな同じになります。

 

それを会得してから、

最高に面白い瞬間をたくさん味わえる事になります。

 

必要な技術の中で、

乗る馬が違ったり、

乗る人の体型とか、

まだこの技術を持っていないとか

色々な要素で、『足りてない』という状態が生まれて、

出来ない事があるだけで、

出来る事が多ければ多いほど、

その一つ一つのスキルを組み合わせて、

出来る事が凄くなるというシンプルなものです。

 

いかに色んな状態、状況を過去に経験しているか。

 

その時に、

どうすればベストに最短で近づくのか。

 

それを、刻々と変わる状況、状態の中で、

体が反応して勝手に動くレベルまで、

練習で落とし込むのが、

ホースボールの最高に面白いところやと思います。

 

乗馬ってめちゃくちゃ面白いです。

『馬』の状態をみて、感じて、

『自分』の状態をみて、感じて、

『周囲』の状態をみて、感じて、

馬にしてほしい事を、どんどん自分を変化させて、

馬がしてくれる様に、試行錯誤するという作業をしていきます。

だから、

乗馬ってめちゃくちゃ楽しいし、

ホンマに面白いです。

 

深く『やっぱり面白いなー』と味わうのが

乗馬で、

ホースボールは『やっぱり面白いなー』で、

磨いた技術を、

ハイハイハイハイハイハイハイハイハイハイ!

と、どんどんどんどん出す出す出す!

という感じになります。

 

個人的には。

 

例えば

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この時に使用する技術としては、

馬に行けと指示を脚と、股関節で出しながら、

行くなというのを手綱で指示して、

行くチカラと、行けないチカラで、

相殺しながら、

人はそれ以外の状態をニュートラルにして、

馬がその場で数歩、進もうとして進まない、

地団駄踏むような状態を作り出す技術です。

この状態をやる事が出来て、

ゴーサインを馬に出して、

手綱を緩めれば、ロケットスタートが出来ます。

 

これはディフェンスでも、

オフェンスでも、めちゃくちゃ使うので、

ホースボールをやる上で必須の技術ですが、

この技術って、

人の技術は大きく分けると8つのスキルを身につけて、

馬も調教で8つの調整をしておく必要があります。

 

細かく分けると

35個前後のスキルを磨いておけば、

カラダが勝手にこれを出来る様になります。

 

ポイントは、

その1個1個のスキルを、短期集中で鍛える事です。

 

場所とか、馬とかによって、

その乗馬クラブの方針によっては出来ない練習もありますが、

大きく分けると1つのカテゴリーの4、5個のスキルを磨いて、ある一定を超えた8つのカテゴリーの技術をカラダに用意したら、

あとは馬が出来る状態であれば、

 

合わさって出来るのが、

写真のような状態です。

 

ここまで出来ると、

むちゃくちゃ乗馬楽しいです。

 

写真のマッティアのは本当に綺麗ですが、

ここまで出来なくても、

これの半分の完成度でも、

生まれてきて良かったー

と心底思うくらい面白いです。

 

みなさんにも是非味わってほしい瞬間。

 

あー、もっと練習したいなあ。

 

という希望があるから生きられます。

 

皆さんも、自分が磨きたい技術を胸に、

希望の中でお過ごしください。

 

それではまた!

 

25 窮すれば通ず

 

今、最高に良い状態と、その真逆の状態の、

両方の波が来てまして、

その真逆の状態の波が激しすぎて、

白目になる日々とお伝えしてましたが、

 

野国際乗馬クラブでお世話になってた先輩が、

その事を知って、一言、

『 窮すれば通ず 』と。

 

小学校の時の同級生が、

『ピンチはチャンス』と。

 

大学時代の後輩の子から、

『あの時こう言ってましたよね』と。

 

僕が1番最初に所属した乗馬クラブで、

僕がまだ軽速歩の練習をしてた時の事を知ってるお客さんから、

『こういう時こそ体調を整えて』と。

 

自分の青春だった乗馬クラブの会員さんから、

『応援してます』と。

 

ちなみに、

今回だけじゃなくて、

昔にその他の皆さんからいただいた言葉も覚えています。

 

応援されるに相応しい道徳的な行動も、

応援されないに相応しい不道徳な行動も、

どちらもありました。

 

道徳的な行動だけとれたらどんなけ最高やったかと、

思いますが、

やりたい事がめちゃくちゃ大きい割には、

実力が無さすぎて、

無理に無理を重ねて、結果、

『ろくでなし』やな。

と自分で思う行動も振り返ると多々ありました。

 

若い人への模範になる日々もあれば、

若い人への反面教師になる日々もありました。

 

光だけに包まれて

自分が望む結果を出したかったですが、

全然うまくいきませんでした。

 

応援される様な行動がとれてる自分

応援されなくても仕方ない行動の自分

 

でも、

ひとつだけハッキリと言えるのは、

燃え方に大小はありましたが、

ホースボールの事が、365日10年以上、

いつも心に火がありました。

 

誰に何を言われても、

やめるとかいう選択肢が心には一切湧きませんでした。

 

これからも

どんな体勢になろうが

心が分かってるところに進みます。



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今、振り返って感動があります。

 

僕がホースボールで夢見てたどった道を、

今歩いてるメンバーがたどって、

僕がしてしまったミスは、

しなくていいように誘導して、

僕より短期間で、

僕よりレベルの高い技術を身につけたメンバーをたくさん生んで、

より良い未来をつくったろうと思っています。

今の最高な瞬間は、

今まで得た知識や、技術が、

次の世代、

同じ目標に続いてくれる人、

困ってる人の

役に立ってる時です。

 

単純に最高やなと思います。


まだ世の中的にオモロイやんと思ってもらえる人数が少ないんやろうなと思いますが、
必ず、オモロイやんかと、

思ってもらえるものを作りますので、

より面白くなった暁には、改めて、

『 ホースボール 』をよろしくお願いいたします。

 

ワールドカップを目指すみんなの成長は著しく、

五月の新芽を見るような爽やかな気持ちになります。

 

2020年のワールドカップですが、

最高にオモロイもんを皆さんに提供したいと思います。

 

僕は僕が出来ることを。

僕に足りないところは、

秀でた人に教えてもらって、

だんだんと、スゲー人に囲まれて来ました。

 

集まってきたメンバーや、

これから出逢う更なるメンバーにもめっちゃ

ワクワクしています。

 

天国と地獄はいつもここにあり。

 

がんばります。

 

 

24 フレデリコ・カナスさん

 

フレデ まで打つと、

 

フレデリック・カッセル

 

が検索予測に出てくるくらい、

フレデリック・カッセル

は有名ですが、

 

ホースボールに携わる人なら、

 

フレデ・・・

まで来たら

 

フレデリコ・カナスさん

の1択しか出でこないでしょう。

 

そんなフレデリコ・カナスさん。


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カナス会長は、

ポルトガル人で

元ホースボールのポルトガル代表選手で、

HCCというホースボールクラブと、そのアパレルブランドを持ち、


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僕が「 ホースボールしたいです 」というと、

カ「 おいで! 」と二つ返事で言ってくださったかたでもあります。

 

HCCは現在ホースボールクラブの経営をやめて、

イベントの時のみ厩舎を作ってホースボールの試合を開催するホテル事業にメインが変わっています。

そして、

アパレルはそのままで今でもかなり

儲かってるそうです!


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カナスさんはビジネス上手で、

カナスさんとその友達と一緒にご飯を食べるといつも

「こういうビジネスはどうだ?」

「こんどこういうことするから乗ってくれ」とか

とりあえずビジネスの話が

たくさん聞けます。


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フレデリコ・カナスさんは、

僕にホースボールをする機会をたくさんくれて、

これからもホースボールをする上で、

日本のホースボール関係者もどんどんお世話になる人なので、是非

覚えておいてくださいね!

 

2020年のホースボールワールドカップでも、

会場で観戦する方は、

普通に挨拶してみてください🙌

 

色んな事に対応してるので、

長話は出来ないと思いますが、

とても気さくな方なのと、

奥さんもカナスさんも日本文化が非常に好きなので、

時間があるなら話してくれると思います!


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ワールドカップの現地観戦をお楽しみに🙌

 

 

23 フェイスブックってすごいですよね②

 

21 フェイスブックってホンマにすごいですよね

の、・・・つづき。

 

 

僕が体験したホースボールでの、

世界トップ3の選手からの友達申請に引き続き、

第2の奇跡と勝手に呼んでるのは、

これからお話しする、

 

『 ホースボール留学までの流れ 』です。

 

アレルギーと調和するために、

毎日死に物狂いで生活していたときも、

ずっとホースボール留学したいって思っていたんですが、

当時は今よりもホースボールの情報が英語でも少なくて、

実際にホースボールのクラブがどこにあるのかとか、

英語でインターネット検索しても当時は全然、

出てこなかったんですよね。

 

検索の仕方もよくなかったのかもしれませんが、

当時は「ホースボール留学してえ」と思ってるの、

日本人で、そもそも僕だけやったと思うのと、

実際に僕だけやったみたいなので、

 

やっとたどり着いたフランスのホースボールをやるクラブに何件か英語でメールを送りましたが、

 

なんと。

 

ことごとく、

スルーされるか、断られました。

 

というのもお金があるならまだしも、

馬の経験もろくになく、

言葉も片言の英語とか、

邪魔くさい人全開の

ホースボールしたい人が僕やったのです。

 

これが普通の乗馬ならなんとか

受け入れてもらえたらしいのですが、

ホースボールは、

馬に乗るのがヘタすぎたら、

「ケガしたときに、片言の外国人とか、めっちゃ面倒やん」という

至極当たり前な理由でした。

 

たぶん、

英語ペラペラで、馬にもかなり乗れます

状態なら受け入れてもらえたかも知れませんが、

フランス人は、そういう面では実績や信頼度の高いものをしっかり選ぶ、かなり慎重な民族やなと思いました。

 

たぶん、アルゼンチンに問い合わせしてたら、

「オッケー、アミーゴ!」

で1発オーケーもらって、

アルゼンチン留学出来ていたはずですが、

 

とりあえず、当時のフランスにはことごとく断られました。

 

そんな折、

 

またフェイスブックで、

ある大物と繋がることとなりました。

 

誰かと言いますと、

フレデリコ・カナスさんです。

 

フレデリック・カッセル

 

と日本の方から、よく言われますが、

 

似て非なる人で、

違います。

 

フレデリコ・カナスさん

Frederico Cannasさん

 

です。

 

誰やねんと友達によく言われてましたが、

国際ホースボール連盟(FIHB)の会長さんです。

( Federation International de Horseball 

)

 

フェイスブックまじですげーな」

と、衝撃を受けた第2弾は、

 

『 ホースボールやったことない人が

そのスポーツの会長さんと直接コンタクトとれる状態を手に入れた 』

 

でした。

 

フェイスブック。大丈夫か? 」

「 出来る事、めちゃくちゃやん。」

 

と思いながらも、

めちゃくちゃついでに

フレデリコさんに、

「ホースボール留学したいので、どこか紹介してください。」

とメッセージを送ったところ、

 

次の日に、

ポルトガルにホースボールの厩舎持ってるから来たら? 」

と返信され、

「 はやっ! 」と思いながらも、

「 行きます行きます! 」と即、返信しました。

 

実際は、そこから、

乗馬クラブから中々出られずに2年経ってしまったのですが、

ずっーとコンタクトが取れてたので、

おかげさまで、日本でまあまあ落ちないレベルになってから、留学の日を迎える事が出来ました。

 

ホースボールって僕にとって、

運命であり、天命であると思ってるのですが、

毎度毎度、

ホースボールの節目節目が、

本当に本当にツラいです。

 

なんでこんな試練やねんという、

ロールプレイングゲームでの

次のステージ行く前に必ずボス戦があるみたいな。

 

個人的にはボス戦とか無くても全然オッケーなんですが、

どうしても与えられる様で、

毎回、「 これ、おれ明日とか生きてんのかな 」と

思うことが多かったです。

 

まだ生きてるので、

とりあえず進みますが、

 

迷惑をかけてるのは知ってるので、

必ず将来、ホースボールを日本の皆様にもっと提供するというカタチで還元させていただくので、

たぶん、

みなさんも死にかけて死にかけて

今日を迎えてるんやなあと思いますが、

僕も生きてるので進みます。

 

よろしくお願いいたします。

 

とりあえず、明日生きてんのかなと

本気で感じてる時に食べる

 

白ご飯と味噌汁は

美味し過ぎて、

泣きながら食べてる事が多いです。

 

これが最後の食事やと本気で思える状況で

ご飯を食べると、

舌がものすごく敏感になり、

めちゃくちゃ美味しく食べれます。

 

是非試してみてください!

 

・・・つづく。